ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

UPS、ドライバー用次世代携帯端末を導入

2012年3月1日 (木)

ロジスティクスUPSは29日、各国の同社所属ドライバー向けに、次世代携帯端末の導入を開始したと発表した。これまでの端末と比べ、小型軽量化された最新端末は、ドライバーの業務をより行いやすくするとともに、貨物情報をより速くUPSのネットワークへ反映することが可能になる。

 

新端末にはGobi無線通信技術を業界で初めて活用。これにより、無線通信信号が失われた場合でもほかの無線通信事業者へ瞬時に切り替えが可能となり、端末は常にUPSのネットワークとの接続が維持される。

 

カラーカメラを搭載しており、配達証明機能の強化に使用することを検討、業務向け以外にも9万人のドライバーに研修ビデオを同時配信することが可能。

 

年内に導入するのは日本、台湾、シンガポール、タイ、オーストラリア、ベトナムの6か国で、香港、韓国、中国では13年にDIAD「V」を導入する計画。UPSのグローバルネットワークでは、1日平均3210万件のオンライン貨物追跡リクエストで顧客に提供する貨物追跡情報の大半がDIADからの情報に基づいており、UPSのオペレーターが、貨物の配達変更などの顧客からのリクエストを配達中のドライバーに転送することもできるようになる。