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日本郵船、CSRレポートが環境大臣賞受賞

2012年3月1日 (木)

認証・表彰日本郵船は1日、同社グループ発行の「CSRレポート2011」が環境省と財団法人地球・人間環境フォーラムが主催する第15回環境コミュニケーション大賞環境報告書部門で「持続可能性報告大賞(環境大臣賞)」を受賞したと発表した。

 

環境コミュニケーション大賞環境報告書部門は、「戦略的環境経営と情報開示」をメインテーマに、「持続可能性」「地球温暖化」「生物多様性」「信頼性」など環境のさまざまな側面から評価し、優秀な取り組みや情報開示を進めている事業者・報告書を選定するもの。

 

二酸化炭素(CO2)排出量削減対策として船種ごとに環境経営指標を活用して原単位での削減を進めているほか、新造船の設計や既存船の運航方法の改善などで真摯に取り組んでいること、生物多様性の対応策としてバラスト水管理条約発効前からバラスト水処理装置を独自に開発するなど先進的に取り組んでいること――などが評価された。

 

また、将来の人材確保を見据えてフィリピンに商船大学を設立するなどの戦略的な取り組みや、豊富なデータを経年で公開しているなど情報開示の透明性が高いこと、専門用語や略語などを読み手にわかりやすく記載している点も高評価を得た。

 

■日本郵船のCSRレポート
http://www.nyk.com/csr/report/current/