ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

丸順、本社と工場5物件を9.9億円で売却

2017年3月22日 (水)

拠点・施設構造改革に取り組む自動車用プレス部品メーカーの丸順は21日、岐阜県大垣市の本社ビルと土地などを総額9億9200万円で売却し、これらによって「将来の事業活動に寄与しない資産の売却が完了する」と発表した。

同社は昨年5月15日に構造改革プランを公表し、資産売却、要員削減、工場集約によって「外的環境変化に強いボトム経営体質」の構築を進めている。

今回、売却するのは栃木県芳賀町の栃木開発センターの土地・建物7600万円(帳簿額3400万円)、大垣市の浅西地区ロール工場の土地・建物6100万円(同5100万円)、同市の浅西地区東工場の土地・建物3100万円(5700万円)、浅西地区南工場の土地・建物1億4500万円(3億200万円)、本社ビルと関連不動産の土地・建物6億7900万円(9億4400万円)――の5物件で、合わせて9億9200万円(13億8800万円)となる。

このうち栃木開発センターは1月27日、浅西地区ロール工場は2月28日に譲渡済みで、浅西地区東工場は3月28日、浅西地区南工場、本社ビルと関連不動産は同月30日に譲渡する。