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ヤフー、自動運転分野に本格参入

2017年3月24日 (金)

ECヤフーとソフトバンクは24日、自動運転技術を活用し大型トラックの隊列走行による幹線輸送などの実用化に向けて取り組んでいるSBドライブ(東京都港区)の第三者割当増資を引き受け、ヤフーが資本参加し、ソフトバンクが追加出資したと発表した。これにより、ヤフーは自動運転分野に本格参入する。

SBドライブは、ソフトバンクと自動運転技術を研究・開発する先進モビリティ(東京都目黒区)の合弁会社として2016年4月に設立。ソフトバンクや先進モビリティ、ヤフーなどが協力する体制のもと、自動運転技術を活用した特定地点間を往来する路線バス型などの地域公共交通や、大型トラックの隊列走行による幹線輸送などの社会実証・実用化に向けて取り組んでいる。

現在、北九州市や鳥取県八頭町など4市町村とスマートモビリティーに関する連携協定を締結しており、18年度後半に公道での完全自動運転による実証実験を計画している。

ヤフーはSBドライブへ出資することにより、自動運転分野に本格参入し、「Yahoo!地図」などの地域や移動に関連するサービスとの連携、自動運転車や利用者から得られるビッグデータをYahoo!JAPANサービスで活用を行うことで、地域や移動に関するユーザーの課題をさらに解決する「UPDATE MOBILITY」の実現を目指す。