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SB・JR西が自動運転・隊列走行バス用の試験走路建設

2020年3月23日 (月)

調査・データソフトバンクと西日本旅客鉄道(JR西日本)は23日、自動運転と隊列走行技術を用いた「バス高速輸送システム」(BRT:Bus Rapid Transit)の開発プロジェクトを開始する、と発表した。

「みんな(MI-NNA)の自動運転BRTプロジェクト」と名付けられた同事業は、異なる自動運転車両がBRT専用道内で合流して隊列走行する技術の確立を目指すもので、両社はJR西日本が保有する滋賀県野洲市の敷地内にテストコースを建設し、2021年度以降に実証実験を開始。2020年代半ばを目標に技術を確立する。

▲両社のプロジェクトが目指す未来のイメージ(出所:ソフトバンク)

プロジェクト名の「みんな(MI-NNA)」は、Mobility Innovation – Next Networked Actionの頭文字をとったもので、安全で持続可能な次世代モビリティサービスを実現する「自動運転・隊列走行BRT」の実用化と、”まちづくり”と連携した持続可能な交通サービスの実現――という同事業のビジョンを意味している。

■プロジェクトのスケジュール
「自動運転・隊列走行BRT」の基本仕様決定:2020年4月末
車両発注・改造、テストコースの着工:2020年度
テストコースでの実証実験開始:2021年度以降
技術確立:2020年代半ば