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積水化学、三大都市圏の生産一元化し輸送効率向上

2017年3月27日 (月)

荷主積水化学工業は27日、関東、中部、近畿の三大都市圏に展開している住宅カンパニー傘下の4生産会社を4月1日付で統合し、広域生産会社として運営を一元化すると発表した。

三大都市圏の市場は気候条件や顧客ニーズが似ており、同社が供給する製品も他地域と比べて近く、市場規模の大きさや生産量の多さといった特性を持つことから、三大都市圏のユニット生産や輸送の広域最適化を図り、サプライチェーン全体の業務効率を高める狙い。

地域ごとの量的なバラつきや変動への迅速な対応、ユニット輸送の最適化を図り、ロスコストの削減を目指すとともに、生産技術と生産技術者の育成を強化、間接部門の集約を通じて組織効率の向上につなげる。

統合会社は社名を「セキスイハイム工業」として埼玉県蓮田市に本社を置き、セキスイハイム、セキスイツーユーホームのユニット生産・供給や部品製造を担う。