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政府、国際コンテナ運送安全法案を閣議決定

2012年3月6日 (火)

行政・団体政府は6日、「国際海陸一環運送コンテナの自動車運送の安全確保に関する法律案」を閣議決定した。今後、与党内の調整を経て今国会に提出される見通し。

 

同法案は、貨物の積み替えを行わずに行われる国際海上一貫輸送コンテナ輸送の特殊性を踏まえ、輸送の安全確保を目的に制定を目指すもので、(1)コンテナ情報の伝達(2)港湾における不適切状態にある輸入コンテナの発見・是正(3)トラック事業者・運転者の順守事項――を柱としている。

 

国際的にも、日本の提案でコンテナ輸送に関する国際ガイドラインの中に「コンテナ情報の伝達」などを盛り込む方向で検討されており、今後「海上における人命の安全のための国際条約(SOLAS条約)」について、発荷主から船長に対するコンテナごとの正確な重量情報の提供を義務付けるための改正を予定している。

 

■国際海陸一環運送コンテナの自動車運送の安全確保に関する法律案
http://www.mlit.go.jp/common/000193549.pdf