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アイ・ロボ社、24時間航行可能なドローン開発へ

2017年3月30日 (木)
アイ・ロボ社、24時間航行可能なドローン開発へ
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話題ドローンやロボットの運用開発モデルを手がけるアイ・ロボティクス(東京都新宿区)は30日、「24時間航行が可能なドローン」の実現に向け検証を行っていくと発表した。

このドローンは2メートル四方のサイズで通常のドローンよりも高い高度300メートルから3000メートルで航行することを想定。24時間以上航行可能なドローン開発し、地上付近で作業をするドローンやロボットの管制など「衛星と地上付近のドローンの間」を埋めることで、緊急時の物資搬送や地球環境のモニタリングといったさまざまな課題を解決しようとするもの。

積載物を積み替えることも想定しており、垂直離発着ができるドローンの利点を生かして「超長距離物流」を行うことが可能だという。

将来的にはこの機体を一機10万ドル以下で生産できるようにし、数千から数十万の機体が常時、上空をカバーすることで「全地球型」の物理ネットワークを構築する。

アイ・ロボティクスは、このコンセプトを実現するため、バッテリーの数十倍の航行を可能にする金属型燃料電池や高性能カメラ・センサー、ブロックチェーンを利用した飛行許可認証システムなどを特定し、検証を行っていく。