調査・データテラドローンは27日、警備・防災・物流面での活用を見据えたドローンの飛行実験を東京丸の内で行った。
実証実験は三菱地所の協力のもと行われ、複数のドローンを使用し、丸の内仲通り(1.2キロ)を飛行。ドローンは無人航空機管制(UTM)で高度2.5メートルを自律飛行し映像を撮影、監視室でモニタリングを行い異常の有無を確認した。UTMは現場ごとにドローンの飛行経路を作成し、一元管理することで業務を効率化するもので、実験ではUTMによる空域の差配、ドローン同士や建物などへの衝突回避が可能であることが実証された。
同社では今後、三菱地所の協力のもと街中の警備業務の効率化や遠隔監視によるエリア全体の監視のほかに、防災や物流といった幅広い領域でのドローン活用につなげたいとしている。