日露港湾当局、極東港湾PJ具体化へ進捗確認

国際国土交通省は19日、モスクワでロシア運輸省、両国の民間企業を交えて開催した日露港湾当局間会合で、ロシア極東港湾の高度化関連プロジェクトの具体化に向けた協議を行ったと発表した。

国交省港湾局とロシア運輸省は、昨年5月6日にソチで行われた日露首脳会談以降、港湾プロジェクトの具体化に向けて協力しながら民間主体の取り組みを支援する環境整備を中心に取り組んでおり、4月14日に行った今回の会合では、日本向け石炭積出港の整備を目指すプロジェクトなどを「次の段階へ進める」ことなどを確認した。

また、2014年から両国間で検討している物流情報システム（コリンズ）の連携について、ロシア側の進捗確認や今後の進め方に関する協議を行った。次回会合は10・11月をメドに東京開催の方向で調整する。