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日本機械輸出組合調べ

2月の機械輸出額、9.3%増加

2017年4月25日 (火)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)が24日発表した、2月の機械貿易動向によると、機械輸出額は4兆806億円で前年同月と比べて9.3%増加した。

JMCは、「その他地域向けを除き、5地域向けがプラスとなったこと、自動車をはじめ、主要な21輸出業種のうち16業種がプラスとなったことなどによる」と分析。為替・営業日要因が4.4%の増加寄与要因だったことを考慮すると、実質的な伸び率は4.9%増となった。

機械輸入額は1兆7108億円で4%減、3か月ぶりにマイナスだった。

輸出額の地域別では、北米向けが1.5%増、中国向け(30.8%増)、ASEAN・南アジア向け(6.4%増)、EU向け(2.6%増)、韓国・台湾向け(30.5%増)、「その他地域」向け(4.2%減)――と3地域で減少。

業種別では機械輸出額の21業種中16業種がプラスとなり、このうち9業種が二桁増となった。全体の35%を占める自動車(5.8%増)がプアスとなったほか産業機械(24.8%増)、産業機械(66%増)、電子ディバイス(16.8%増)、軽電気機械(22.3%増)が二桁増だった。

JMCでは3月の輸出について「為替・営業日要因は0.1%の増加寄与要因となる」としているが、4月20日発表の貿易統計によると、機械輸出は9.8%増加だった。