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機械輸出額7.4%増、19か月連続プラス

2018年10月26日 (金)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)が25日発表した、8月の機械貿易動向によると、機械輸出額は4兆2893億円で前年同月と比べて7.4%増加し、19か月連続プラスとなった。機械輸入額は2兆940億円で9.8%増加。

JMCは「韓国・台湾向けを除く5地域向けがプラス成長となったこと、自動車をはじめ、主要な15輸出業種がプラスとなったことなどによる」と分析。為替・営業日要因が4.7%の増加寄与要因だったことを考慮すると、実質的な伸び率は2.7%増となった。

輸出額の地域別では、北米向けが3%増、中国向け12.3%増、ASEAN・南アジア向け2.8%増、EU向け8.1%増、韓国・台湾向け2.8%減、「その他地域」向け19.2%増と主要地域でプラスだった。

業種別では機械輸出額の21業種中15業種がプラス。自動車(4.6%増)、産業機械(11.9%増)をはじめ15業種がプラスとなり、前月に比べて1業種増加した。このうち、産業機械(11.9%増)、重電気機械(13.9%増)、船舶(37.3%増)など6業種が2ケタ以上の伸びとなり、機械全体では7.4%増となった

9月の輸出については「為替・営業日要因は9.4%の減少寄与要因となっているが、10月18日発表の貿易統計によると、機械輸出は1.6%減少だった」(JMC)。