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機械輸出額16%増、鉄道車両除く20業種でプラス

2017年10月23日 (月)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)がこのほど発表した、8月の機械貿易動向によると、機械輸出額は3兆9693億円で前年同月と比べて16.4%増加し、7か月連続プラスとなった。機械輸入額は1兆9055億円で14.3%増。

JMCは「6地域向けが全てプラス成長となったこと、自動車をはじめ主要な20輸出業種がプスとなったことなどによる」と分析。為替・営業日要因が4.6%の増加寄与要因だったことを考慮すると、実質的な伸び率は11.8%増となった。

輸出額の地域別では、北米向けが20.8%増、中国向け23.5%増、ASEAN・南アジア向け19.3%増、EU向け12.3%増、韓国・台湾向け11.3%増、「その他地域」向け4.3%減と主要地域でプラスだった。

業種別では機械輸出額の21業種中20業種がプラス。鉄道車両(26%減)を除く20業種がプラスとなった。このうち、自動車(16.2%増)、産業機械(14.2%増)、電子ディバイス(19.2%増)など16業種が2ケタの伸びを示した。

9月の輸出については「為替・営業日要因は4.3%の増加寄与要因となっているが、10月19日発表の貿易統計によると、機械輸出は11%増加だった」(JMC)。