環境・CSRコスモエネルギーホールディングス(HD)は7日、日本航空の「JAL Corporate SAF Program」および全日本空輸の「SAF Flight Initiative」に石油元売りで初めて参画したと発表した。同社グループ従業員の出張時に発生するCO2(Scope3)の削減を目的に、排出削減証書を購入する形で取り組む。
同社はJALおよびANAに対して、排出削減証書の根拠となるSAF(サフ・持続可能な航空燃料)を製造・供給する。購入した証書は従業員の旅客便利用に伴うCO2排出量を相殺するとともに、航空会社のScope1排出削減にも寄与するモデルを提示する。
今回共有するSAFは、2021年にNEDOの助成事業として国産廃食用油を原料とする製造サプライチェーンモデルの構築で採択され、大規模生産された国内初の国産SAFである。国際認証「ISCC CORSIA認証」「ISCC EU認証」を取得し、従来の石油由来ジェット燃料と比べ84%のCO2排出削減効果が可能だ。
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