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JMC調べ

4月の機械輸出6.2%増、3か月連続プラス

2017年6月16日 (金)

調査・データ日本機械輸出組合(JMC)が15日発表した、4月の機械貿易動向によると、機械輸出額は4兆927億円で前年同月と比べて6.2%増加し、3か月連続プラスとなった。機械輸入額は1兆7942億円で8.6%増。

JMCは「自動車をはじめ、主要な21輸出業種のうち13種がプラスとなったことなどによる」と分析。為替・営業日要因が0.5%の減少寄与要因だったことを考慮すると、実質的な伸び率は6.7%増となった。

輸出額の地域別では、北米向けが3.6%増、中国向け(13.2%増)、ASEAN・南アジア向け(5.9%増)、EU向け(2.7%増)、韓国・台湾向け(27.7%増)、「その他地域」向け(7%減)と主要地域でプラス。

業種別では機械輸出額の21業種中13業種がプラスとなった。全体の35%を占める自動車(5.2%増)がプラスとなったほか産業機械(12.1%増)、電子ディバイス(11%増)、光学機械(19.5%増)など8業種が二桁増だった。

JMCでは5月の輸出について「為替・営業日要因は6.5%の増加寄与要因となる」としているが、6月7日発表の貿易統計によると、機械輸出は19.1%増加だった。