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川崎近海、荷況悪化で「高コスト船」処分

2012年3月14日 (水)

ロジスティクス川崎近海汽船は14日、近海部門の抜本的な収支改善を図るため、連結子会社が所有する貨物船一隻を3月末までに売却すると発表した。

 

同社の近海部門は、円高の定着、燃料油価格の高止まりのほか、主要輸送航路のアジア水域での荷況が悪化していることから「今後の目標達成は極めて困難な状況にある」として、抜本的な収支改善を図るため「所有船腹のうち高コスト船を処分の上、船隊の再構築を図る必要がある」と判断した。

 

売却に伴い、2012年3月期第4四半期決算で船舶売却関連による損失額として、約7億円の特別損失を計上する。