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物流政策対話、ベトナムに「プレ金」紹介

2017年5月15日 (月)

行政・団体経済産業省は15日、ベトナム商工省と第6回「日本ベトナム流通・物流政策対話」を8日に経産省で開催したと発表した。

政策対話では、経産省がRFID、需要予測、プレミアムフライデーなど日本の流通政策の最新事例を紹介。流通分野の両国の発展と関係強化に向けた今後の課題として、農産品などの輸出促進、人材育成に関する取り組み、流通企業の進出支援を挙げ、これらの課題に対して両国が引き続き協力していくことを提案した。

これに対してベトナム側は、日本側の提案に賛同するとの見解を示した上で、マンゴーをはじめとする多くのベトナム産の農産品が日本の小売店舗にならぶよう支援を要望。また、ベトナムの流通分野の人材育成に関する日本の取り組みについて感謝するとともに、引き続き協力を要望した。さらに、ベトナムの企業にとってフランチャイズの仕組みはこれからも必要であり、日系企業の進出はベトナムの小売業の発展に貢献するとの認識を示した。

両省は、2018年度をメドにハノイで7回目の政策対話を開催し、両国のさらなる発展と関係強化を目指すことで一致した。