ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通、ワンビシと連携し文書電子化・保管の新商品

2017年5月18日 (木)

サービス・商品日本通運は18日、傘下のワンビシアーカイブズが高いセキュリティーで輸送、保管、電子化、溶解処理を一括で受託する新サービス「スマートスキャニング」の販売を開始したと発表した。ワンビシアーカイブズの文書保管や電子化ノウハウと、日通のセキュリティ輸送の機能を組み合わせた。

顧客の重要文書をすべて預かって保管し、顧客の要求に応じて「必要な時に必要な物だけ電子化」する「オンデマンド」メニューと、顧客の重要文書をすべて電子化し、不要書類を整理する「フル電子化」メニューの2種類を用意。

▲オンデマンド電子化サービス(出所:以下、日本通運)

オンデマンド電子化サービスでは、ウェブ上の閲覧ページに電子化した文書を掲載し、保管期限切れとなった書類はエコリサイクル便で運搬、溶解処理を行う。必要に応じて原本の返却にも応じる。

フル電子化サービスは顧客の重要文書を「全量電子化」し、不要書類を整理することで省スペース化を図るもので、BCP対策としても利用できる。

▲フル電子化サービス

2つのメニューでは、ともに機密書類を一般貨物との分離輸送、ITと人によるダプルチェックを徹底して溶解処理工場まで搬入する「エコリサイクル便」を利用し、集荷から溶解処理まで全工程未開封で取り扱うことで、情報漏洩のリスクに配慮する。