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商船三井、LNG燃料タグボートを建造

2017年5月23日 (火)
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ロジスティクス商船三井は23日、LNG燃料タグボートを建造すると発表した。国内で初めて1月から発効されたガス燃料・低引火点燃料を使用する船舶の安全要件を規定するコード「IGFコード」に準拠し建造されるLNG燃料タグボートとなる。

同船は商船三井が船主となり、金川造船で建造し、ヤンマーがLNG燃料エンジンを供給、大阪ガスからLNG燃料の供給を受け、日本栄船が運航する。2019年4月に大阪湾に配備する。

A重油とLNGそれぞれを燃料として使用できる高性能「Dual Fuelエンジン」を搭載し、高速航行と優れた環境性能をともに実現し、LNG燃料タグボートとしては初めて、大阪湾・瀬戸内海を航行する大型貨物船のエスコート業務にも対応できる仕様とする。同社は、同船の開発を機に大阪湾で初めてのLNG燃料供給体制を整備する。