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みやぎ生協、25年ぶり共同購入向け配送センター新設

2017年6月6日 (火)
空白

フードみやぎ生活協同組合は5日、1992年に仙台で「気仙沼センター」を開設して以来25年ぶりに宮城野区で、新しい共同購入サービス向け配送センター「仙台中央センター」を開設した。

仙台市内で配送を行う仙台北・東・南・西の4センターの中心エリアに同センターを開設。これにより既存の配送エリアを吸収し、共同購入全体の配送効率を高める狙い。

このセンターは80車まで対応する。仙台中央センターの配送地域を広げることで、今後も増加する利用者に対応し全体の配送効率を維持する。

施設は敷地面積9161平方メートル、延床面積3082平方メートルで、全量売電に使用する太陽光発電設備を導入した。災害時の対応としては非常用発電設備、防災用トイレと防災用炊き出しかまどを設置。自家用発電設備を採用し、環境負荷の少ないシステムを設ける。非常用発電としても活用できる。

冷凍冷蔵設備の冷媒に地球温暖化対策として、自然冷媒(CO2)を採用したほか、全館LED照明、外部の緑地内に憩いのスペースとして、パーゴラとベンチを設けた。災害時に受水槽の水が使用できるよう水栓を設置している。

冷蔵庫・冷凍庫をプラットホーム中央に配置し、各扉を二方向に設けることで冷蔵庫・冷凍庫から商品を移動する作業動線を短くし、作業効率を高めた。

また、事業所内保育「コープこやぎの保育園」が併設しているため、従業員が子供を預けて働ける環境となっている。

■仙台中央センターの概要
所在地:仙台市宮城野区苦竹3-4-35
敷地面積:9161.24平方メートル
延床面積:3082.9平方メートル
車両台数:56台(仲間づくり7台・委託配送14台含む)
配達エリア:仙台市中心部(青葉区・宮城野区・若林区・太白区)
職員数:74人(委託配送14人含む)
利用組合員:(週平均):1万4780人
年間供給(売上)高:30億円