プロロジス、みやぎ生協専用の物流施設に着工

拠点・施設プロロジスは4日、みやぎ生活協同組合専用の物流施設「プロロジスパーク富谷II」に着工したと発表した。

プロロジスパーク富谷IIは、仙台市に隣接する宮城県黒川郡富谷町、東北自動車道泉インターチェンジより約1kmの地点、物流拠点として交通アクセスに優れた場所に開発する。2011年5月に竣工した後、みやぎ生活協同組合がプロロジスより取得し「コープ富谷共同購入物流センター」として、東北六県への配送拠点などとして利用することになっている。

施設は、集中管理による温度制御システムや高効率のセットラインを装備することで、徹底した商品の品質管理を実現するほか、電気自動車スタンド、蓄熱冷却システム、デシカント空調設備、LED照明設備、デマンドコントロール、スタンバイ電源、人感センサーなどを導入するとともに太陽光発電システムの導入を検討、環境配慮型センターとして計画している。また、トラック車両とその他の車両動線を分離させることで、安全な構内動線を確保するとともに、防犯カメラ、駐車場管制、機械警備などのセキュリティシステムを導入する。

プロロジスは宮城県内で「プロロジスパーク岩沼I」を運営中で、今後「プロロジスパーク富谷II」の隣地に「プロロジスパーク富谷III」（敷地面積約2万8700平方メートル）の開発を計画している。

■「プロロジスパーク富谷II」の概要
名称：プロロジスパーク富谷II
所在地：宮城県黒川郡富谷町成田9丁目7-4
敷地面積：29807平方メートル（約9016坪）
延床面積：17033平方メートル（約5152坪）
構造：鉄骨造、地上2階建
着工：2010年8月
竣工予定：2011年5月