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日本ゼオン、メキシコに塩化ビニル樹脂生産拠点

2017年6月7日 (水)

拠点・施設日本ゼオンは7日、子会社のゼオン化成が、メキシコ・サンルイスポトシ州サンルイスポトシ市で、塩化ビニル樹脂(PVC)を原料とするパウダースラッシュ材料の生産工場の稼働を開始したと発表した。

新工場はメキシコ国内の日系、欧米系の自動車メーカーをはじめ、北米との交通アクセスに優れ、充実したインフラ環境を整えた、サンルイスポトシ市コリナス工業団地に立地し、第1期は年産1200トンの能力でPVCパウダースラッシュ材料の生産を行う。第2期には年産1200トンの能力増強を行い、合計年産2400トンまで拡大する。

ゼオン化成のPVCパウダースラッシュ材料、パウダースラッシュ生産拠点は、国内の茨城工場、海外では中国の常熟工場、今回のメキシコ工場と3拠点体制となった。

■新工場概要
名称:Zeon Kasei Mexico
所在地:サンルイスポトシ州サンルイスポトシ市 コリナス工業団地
生産品目:パウダースラッシュ用樹脂コンパウント゛
生産能力:第1期年産1200トン、第2期年産1200トン(合計年産2400トン)
出資比率:ゼオン化成100%