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船主協会、奈良県の中高生240人対象に講演

2017年6月12日 (月)
空白

ロジスティクス日本船主協会は9日、奈良県立青翔中学校・高等学校から依頼を受け、海運の重要性や船員の魅力について3日に講演したと発表した。当日は同中学1-3年生、高校1年生とその保護者240人が参加した。

講演は「外航海運編」「船員編」の前後編に分けて行ない、外航海運編では衣食住・エネルギーの海外依存度や貿易量の99%以上は船により輸送されていること、海運が止まった場合の影響(コンビニから商品なくなる、食事例の写真)などを説明した。

船員編では、船員の仕事や船内での生活、キャリアプラン、世界中で活躍していることなど、船員の魅力を語った。質疑では、「南シナ海での有事の際に、外国人の船員が多いと輸送は止まるのでは。なぜ外国人を多く雇うのか」「船の乗っている際にヒヤリとしたことはあるか」などの質問があがり、現役の一等航海士が回答した。

今回の取り組みは、普段の生活で生徒が触れることのない貿易や海運、キャリア教育の一環として講演依頼を受け、「海なし県」では初めての試みとして開催した。