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ユニー・ファミマとドンキ、物流合理化へ提携検討

2017年6月14日 (水)

M&Aユニー・ファミリーマートホールディングスは13日、ドンキホーテホールディングスとの業務提携に向け、検討を開始すると発表した。商品の店舗配送など物流機能の合理化を目指す。

店舗や物流分野で深刻化する人手不足など、厳しさを増す経営環境の中、ユニー・ファミリーマートHDはCVS業態、GMS業態を、ドンキホーテHDはディスカウントストア業態を主力としており、「主力業態が異なるために競合関係が少なく、グループの垣根を越えてそれぞれの業態で強み・ノウハウを活かした協業や相互補完効果が期待できる」と判断した。

具体的には共同で出店開発、店舗の実験的な共同運営、相互利用といったコラボレーションのほか、商品特性や顧客層が異なる両社の商品の開発ノウハウを共有し、魅力ある商品の開発、仕入れ力強化によるコストダウン・効率化を目指す。また、商品の店舗配送など物流機能の合理化、海外市場、新業態開発に共同で取り組む。

「半年内」をメドに提携内容を具体化し、業務提携契約を締結する方針。