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近畿運輸局、運送事業の不正事務処理で職員処分

2012年3月23日 (金)

行政・団体近畿運輸局と神戸運輸監理部は23日、自動車運送事業の事業計画変更など事務処理の一部で「不適切な事務処理」を行った職員に対し、6か月間の減給処分を行った。

 

兵庫陸運部の輸送部門に所属する職員が2010年10月1日から11年7月29日までの間、担当する自動車運送事業の事業計画変更の事務処理などで、上司の印鑑を不正に使用して決裁を取り、認可書・許可書を作成、発行したり、起案、決裁を経ずに認可書・承認書を作成、発行したなど、133件の不適切な事務処理を行っていた。

 

この処分に際し、近畿運輸局では「単に担当者個人の不正行為だけではなく、組織としての業務執行体制や事務処理管理体制にも問題があったとの反省に立ち、今後、道路運送法や貨物自動車運送事業法などの適正な事務処理を徹底していくとともに、近畿運輸局内に設置した『不適切処理事案にかかる再発防止PT会議』の策定した再発防止策に沿って、同種事案の再発防止全力をあげて取り組んでいく」との局長コメントを発表している。