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三井倉庫、トヨタの国際輸送子会社を買収へ

2012年3月26日 (月)

M&A三井倉庫は26日、子会社の三井倉庫エアカーゴ(MSA)と、トヨタ自動車の子会社で国際輸送を手掛けるTASエクスプレスを合併することでトヨタと基本合意に達した。

 

三井倉庫は、TASエクスプレスをグループに迎え入れた場合のシナジー効果などについて分析、検討を進めてきた。

 

この結果、TASの株式の一部を取得した上で、7月1日付でMSAと経営統合し、自動車部品輸送に強みを持つTASをグループに迎え入れることにより、エアフォワーディング事業の統合などシナジー効果を発揮でき、国際輸送事業の拡充・強化につながると判断した。

 

合併は、三井倉庫がTASの株式の45.5%を取得した上で、存続会社をMSAとする吸収合併を行う。吸収合併ではTASの株式1株に対し、MSAの株式0.001599株を割当て交付するため、合併後の持ち株比率は三井倉庫が64.2%、トヨタが35.8%となる。MSAは合併後、社名を変更すると見られる。