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「軍手でも使いやすい」グリップ型新ハンディ

2017年6月27日 (火)

サービス・商品キヤノンマーケティングジャパンは26日、持ちやすさ、使いやすさを追求し、2次元コードに対応したキヤノン電子製のグリップ型ハンディターミナル「PRea(プレア)ST-300S」を販売開始した。

この製品は、主に倉庫・物流・製造業などで利用することを目的とした2次元コード読取対応のグリップ型ハンディターミナル。ボディーデザインやキーの配置の改良により操作性を向上させ、内部構造の強化により耐衝撃性と堅牢性を高めている。

軍手のまま使えるタッチパネルを採用したほか、使用頻度の高いスキャンキーとサイドトリガーキーを使いやすい位置に配置した。キーのエッジと角度を工夫し、軍手着用時でも押しやすくし、テンキーを白く色分けすることで押し間違いを防止している。

開口部をできる限り減らし「IP6X」の耐塵性を実現。ほこりが多く舞う倉庫内でも作業を続けることができる。またスキャナーと無線LANを使う実運用を想定したテストで20時間以上の長時間駆動を実現した大容量バッテリーを採用した。

セキュリティ面には、業務利用時にデスクトップなどへのアクセスを制限する「業務アプリモード」を設定可能とすることで配慮。microSDカードにデータを保存する際は、紛失や盗難に備えて、独自フォーマットによる暗号化が可能となっている。

昨年3月発売の1次元コード専用モデル「PRea ST-300L」に加え、2次元コード対応の「PRea ST-300S」をにより、各種コード読取を行う業務への適用範囲を拡大する。

価格はオープンで、年間1000台の販売を目指す。