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日ASEAN交通政策会合、コールドチェーン計画提案

2017年7月5日 (水)

行政・団体国土交通省は4日、15回目の「日ASEAN次官級交通政策会合」を同日京都で開催したと発表した。10月にシンガポールで開催する「第15回日ASEAN交通大臣会合」に向け、「日ASEAN交通連携」のもと実施中の協力案件の進捗状況の確認や、新規協力案件についての検討を行った。

会合には、掛江浩一郎大臣官房審議官(共同議長)、パン・シンガポール運輸省次官(共同議長)、ASEAN加盟10か国の交通担当省次官、ASEAN事務局らが参加。

ASEANでの「質の高い交通」を推進するため、日本から「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト」「ASEAN地域における航路の維持管理ガイドラインの策定」「航路指定による安全対策ガイドラインの策定」の3つの新規プロジェクトを提案したほか、日ASEAN交通大臣会合で承認を求めることで合意した。

また、ことし取りまとめが予定されている「ASEAN港湾防災ガイドライン」「交通分野における利便性優良事例集」の成果物について、を日ASEAN交通大臣会合に報告し、承認を求めることで合意。このほか、京都府交通政策課長からASEAN加盟国の代表に対して、京都府の風土・産業や交通分野の状況を紹介した。