日･ASEAN、大臣会合に低温物流網の構築提案へ

（出所：国土交通省）

行政・団体日本とASEAN諸国による物流専門家会合が6日、東京で開催され、国土交通省が「コールドチェーン物流プロジェクト」の推進を日ASEAN交通大臣会合に提案することが決まった。

併せて、日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン案についても議論を行い、次回の専門家会合で継続して話し合うことを確認した。

専門家会合ではニチレイロジスティクス、ヤマトホールディングスが日本の高品質なコールドチェーン物流サービスを紹介。ASEAN各国からは物流事業者の能力向上、交通・物流インフラ、電力インフラの向上、政府による政策の必要性など、ソフト、ハードの両面で抱える課題を説明した。

また、ガイドライン案については策定の必要性を共有し、ASEANで質の高いコールドチェーン物流を構築するため、ガイドラインに基づいて物流事業者と政府が連携して取り組んでいくべきとの考えを確認した。