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コープおきなわ、個配委託先社員の不正発覚

2017年7月24日 (月)

事件・事故生活協同組合コープおきなわは24日、3センターで共同購入の個配(宅配)業務を受託している子会社のコープ沖縄サービスで、具志川営業所の社員が組合員の「OCR注文書」を使って不正を行っていたと発表した。

不正は2016年12月の3週目から17年6月の3週目にかけて行われ、組合員の家族からの問い合わせで6月15日に発覚した。被害額は、対象組合員7人で8万7718円。

社員は、ホテルランチ券の注文番号を組合員に無断で注文書に記入し、届いたホテルランチ券は組合員へ配達せず、転売したり自分で使用したりしていた。ランチ券の代金は注文していない組合員の口座から引き落とされていた。

また、よく購入する商品をあらかじめ登録しておき、購入の手間を軽減するサービスに、組合員の了解なしに商品を登録。一部は組合員に配達されなかったにもかかわらず、代金は組合員の口座から引き落とされていたという。

コープおきなわでは「子会社社員の不正行為で損害を与え、信頼を裏切ることになり、組合員へは心より深く謝罪する。生協として、あってはならない不祥事の発生を責任者として重く受け止めている。再発防止に向け、コープおきなわグループとして対応する所存」だとしている。