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大阪よどがわ市民生協、配送委託先が注文品着服

2015年9月1日 (火)

事件・事故大阪よどがわ市民生活協同組合は、配送業務を委託しているクーバル(大阪市淀川区)の配送担当者1人が、組合員が注文した商品を配達中に着服し、注文書を不正に使用して商品を入手していた事実が発覚したと発表した。

同生協が調査を行った結果、委託配送担当者は5人の組合員の注文書を使って無断で商品を発注し、その商品を着服していたことが明らかになった。

不正の発覚を受け、同生協は被害組合員への報告と謝罪、弁済を実施。配送委託会社のコンプライアンス教育と社員指導の不充分さだけでなく、配送業務を委託している同生協の「委託会社に対する管理不行き届き」が原因だと説明している。

同生協では現在、提携委託先各社に対して「倫理観の形成と共有」にむけたコンプライアンス教育の徹底を要請するとともに、生協役職員としてコンプライアンス教育の再構築と不正防止に向けた具体的な業務の見直しに着手しているという。