ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

環境省、大分・中津市の運送会社敷地内でヒアリ

2017年7月26日 (水)

事件・事故環境省は25日、大分県中津市内の運送事業者敷地で20日に発見されたアリが、専門家による同定の結果、ヒアリと確認された、と発表した。

今回見つかったヒアリは、中国・広東省高欄港から出航した貨物船で北九州市門司区の北九州港太刀浦コンテナターミナルに陸揚げされ、陸路で中津市内の運送事業者敷地に運ばれた貨物コンテナ内から発見されたもの。

発見時に確認された個体については、すでにすべて殺虫処理しているが、確認地点付近やコンテナが一時的に留め置かれた地点周辺では、大分県や北九州市と協力して今後ヒアリの調査を行うとともに、ベイト剤を設置する。

環境省によると、「現段階では陸揚げした北九州市門司区太刀浦CT、コンテナが留置されている大分県中津市の運送事業者敷地で、周辺からの発見情報はない。積み出す際にコンテナ内部に付着していた可能性が高いと考えられ、現時点ではヒアリが地域周辺に定着し繁殖している可能性は低いと考えられる」としている。