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大阪港で陸揚げされたコンテナからヒアリを確認

2019年7月8日 (月)

事件・事故環境省は5日、大阪府泉佐野市内で3日に発見されたアリを専門家が調べたところ、特定外来生物のヒアリと確認されたと発表した。

発見されたヒアリは泉佐野市の事業所敷地に搬入されたコンテナから積み荷を搬出する作業中に発見され、作業員2名がアリに刺され、うち1名が医療機関を受診した。確認されたアリはヒアリの働きアリ、有翅アリ、蛹の合わせて数百個体。コンテナは伊・トリエステ港から経由地の中国・蛇口港で積み替えられ、大阪港で陸揚げされたもので、ヒアリ発見後に事業者によって燻蒸殺虫処理が施された。

環境省は、事業者と泉佐野市と協力して発見場所とその周辺で殺虫餌を用いた調査を続けており、陸揚げされた大阪港でもコンテナが置かれていた地点周辺を調査している。