リコーリース、ESRの5物流施設に太陽光発電設備

拠点・施設リコーリースは26日、レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンターなどで太陽光発電事業を行うRW RENEWABLES4合同会社、RW RENEWABLES5合同会社、RW RENEWABLES6合同会社と、物流施設の屋根に設置する太陽光発電設備の割賦販売契約を締結したと発表した。

RW4、RW5、RW6は、日本、中国、韓国、シンガポールに活動拠点を置き、物流施設の開発、リーシング、資産管理を手掛けるESEが建設した物流施設の屋根を賃借し、屋根上で太陽光発電事業を行う特別目的会社。

今回の取り組みの出力規模は合計で11.31メガワットとなり、年間予想発電量は1万2450メガワットアワーで、一般家庭のおよそ4100世帯分の年間電力消費量に相当する。

物流施設の屋根に太陽光パネルを敷設し発電事業を行うことにより、物流施設オーナーは賃料収入を得ることでき、太陽光発電事業者は地上設置では必要な造成費用をかけることなく効率的な発電事業を運営することが可能となる。太陽光パネルの遮熱効果により、物流施設の空調コストも削減する。

■設置する物流施設概要
施設名：レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター
事業主：RW RENEWABLES4合同会社
出力規模：2464.0KW

施設名：レッドウッド南港ディストリビューションセンター1、2
事業主：RW RENEWABLES5合同会社
出力規模：7321.6KW

施設名：レッドウッド成田ディストリビューションセンター
事業主：RW RENEWABLES6合同会社
出力規模：608.4KW

施設名：レッドウッド加須ディストリビューションセンター
事業主：RW RENEWABLES6合同会社
出力規模：924.8KW