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主婦が空き時間で運ぶアプリ8月公開、運賃の8割報酬

2017年7月28日 (金)
空白

話題バイク便のセルート(東京都新宿区)は8月中旬にも、運送を事業としていない主婦などが空き時間を利用して荷物を運ぶことができるプラットフォームアプリの提供を開始する。

「ドライバー不足に対する抜本的な対策」(セルート)として、運送事業者の空き時間をシェアするだけでなく、物流業界以外の主婦などが遊休時間を活用する「配送クラウドソーシング」として提供する。

同社は28日、「DIAq」(ダイヤク)と名付けたアプリの事前登録特設サイトをリニューアルし、「利用までの流れ」「よくあるご質問」などの情報を公開。8月中旬の正式公開に向け、準備が進む。

正式公開後はアプリをダウンロードし、必要事項を入力して本人確認書類を送ることで、2日から3日程度で「運送者」としての登録が完了する。軽自動車、普通自動二輪(125cc超)は届出が必要だが、自転車、原付、小型二輪(125cc以下)を使用する場合は届出が不要。

アプリを使って荷物を運ぶ場合、(1)アプリにログイン(2)オファーが来たら、自分が行きたい方面、空いている時間に合った仕事を選択(3)集荷先へ向かい、荷物を受け取る(4)届け先に向かう(5)荷物を渡し、スマートフォンに受領サインをもらう――といった流れで仕事が進む。

仕事完了後は、運賃の80%が運送者へ支払われる仕組みで、運送者がアプリにログインすると、現在位置情報を基に近くにいるユーザーの画面上に「オファー可能な運送者」として表示される。運送者は、届いたオファーの中から条件に合う案件を選び、仕事を請けるかどうかを判断。ユーザーは複数表示される運送者の中から「価格」「評価」「実績」「現在地からの近さ」を比較し、どの運送者に配送をオファーするかを選ぶことができる。

■アプリ詳細
名称:DIAq(ダイヤク/代役)
提供日:2017年8月中旬
価格:ダウンロード無料(成約時には、配送料金が発生)
提供場所:APP Store(iOS)、Google Play(Android)
決済方法:各種クレジットカード