昭和シェル、燃料割引武器に電気販売拡大

環境・CSR昭和シェル石油は、東京電力エリアで一般家庭と法人向けに手がける低圧電力販売を9月1日から東北・中部・中国電力エリアに、10月1日からは九州電力エリアに段階的に拡大する。関西電力エリアでは9月1日から法人向けの特別高圧・高圧の供給を開始する。

同社の一般家庭用低圧電力プランはライフスタイルに合わせて電気かガソリンのディスカウントを選択できるのが特徴で、「ガソリン代が10円（1L）安くなるプラン」と「特に夜から朝にかけての電気代がお得なホームプラン」の2つを用意。

ガソリン代が安くなるプランでは、同社のサービスステーションで給油するたび、ガソリンなら1L10円、軽油は1L5円値引きする。値引き対象の上限は月間50Lまで、東京電力エリアは100Lまでとする。

先行してサービスを開始している東京電力エリアでは、利用者の91％から「満足」の評価を得ているという。