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全石連、災害に備え常時満タン呼びかけ、全ト協など協賛

2017年8月28日 (月)

荷主全国石油商業組合連合会(全石連)と47都道府県石油組合は9月1日から「満タン&灯油プラス1缶運動」を展開する。災害など非常時に備えて消費者の皆に燃料を多めに蓄えておくことを推奨する取り組みで、石油連盟、全日本トラック協会、日本ガソリン計量機工業会が協賛する。

東日本大震災や熊本地震では、発災直後しばらくの間、ガソリンスタンド(SS)はガソリンや灯油を購入する車や人で混雑し、燃料の入手が非常に困難となった。特に、車中に避難する場合や暖房用などに灯油を使用する世帯にとって、石油製品は食料と並ぶ「非常時に最も必要とされる生活物資」となっている。

そこで「満タンで安心、灯油プラス1缶で安心」をキャッチフレーズに、「車の燃料タンクは日頃から満タンにしておく」「灯油は1缶余分に保管しておく」ことを消費者に呼びかけ、不測の事態に混乱しないよう日頃の心構えの大切さを訴えていく。

運動期間は9月1日から2018年3月31日で、全国2万3000のSS、大型石油タンクローリー3000台、小型ローリー2万3000台が参加する。

■運動周知専用サイト
http://mantan-undo.com