寺田倉庫、美術品修復士育成へ京都造形芸術大と提携

話題寺田倉庫は1日、京都造形芸術大学（京都市左京区）と美術品修復士の育成などを目的に業務提携したと発表した。

同社は美術品の保存・保管に強みを持っており、近年では預かる作品の価値を高めて後世に引き継ぐための修復、アートを軸とした文化発信事業にも注力している。

こうした取り組みが評価され、「京都文藝復興」「藝術立国」を教育理念に掲げる京都造形芸術大学とともに、美術品修復士の育成を目的とした業務提携を行うことになった。

今後は、2019年4月をメドに同大学で日本画・東洋画・古美術を修復する人材を育成する教育プログラムを開設するほか、京都を中心とした関西圏での美術関連事業を展開する。