荷主オンキヨーは5日、生産拠点の再編の一環として、マレーシア生産子会社の「オンキヨー・ジトラ・マレーシア社」にベルサ社からの出資を受けて合弁化したと発表した。これにより、スピーカーシステムの生産を強化する。
生産体制の強化が課題となっていたマレーシア子会社で、ベルサ社の出資を受け入れることにより、スピーカーシステムの生産工程の一元管理を行う。
スピーカーユニットの生産から組み立てまで一貫した生産体制を実現して効率化を図るとともに、マレーシア国内での生産強化を目指す。
オンキヨーでは「今後中国国内も含めグループ全体で生産拠点の再編を積極的に推進し、国内外での競争力を高めていく」としている。