話題日本ユニセフ協会は15日、ミャンマーからの避難者が8月25日以降40万人にのぼるバングラデシュのコックス・バザールに向け、水と衛生の緊急支援物資を載せたユニセフ(国連児童基金)のトラックが14日に出発したと発表した。
避難民は毎日数千人単位で増加し、その6割が子供たちだとされているが、既存の難民キャンプは多くの難民が押し寄せたことでいっぱいになり、新たに到着した避難者は「ただ身を置くことのできる避難場所」を探しているという。
ユニセフ・バングラデシュ事務所では「何もかも不足している状態だが、特に足りていないのは避難場所、食料と安全な水」だとしており、ユニセフは緊急支援規模を大幅に拡大するための第一陣の支援物資の一部として、洗剤、石鹸、水容器、おむつ、生理用ナプキン、タオル、サンダルなどを含む支援物資を輸送する。
ユニセフの活動資金は個人・企業・団体からの募金と各国政府からの任意拠出金で賄われているが、今後4か月間のロヒンギャ難民の子供たちへの緊急支援活動に必要な資金として、730万米ドルを要請している。