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丸一鋼管、東京外環道の土地収用に対応、工場移転・新設

2012年4月6日 (金)

拠点・施設丸一鋼管は6日、東京外かく環状道路事業に伴う土地収用に対応するため、東京工場を新設移転すると発表した。

 

同工場敷地の一部を対象とした用地収用に応じ、土地を売却するため、工場の移転と新設が必要になった。

 

収用対象の土地は、千葉県市川市の東京工場敷地の一部2000平方メートルで、帳簿価額2000万円に対し、3億5900万円で首都国道事務所に売却する。

 

物件移転料などの補償金は36億2400万円で、契約締結時に総額の70%が、引渡し時に残額が支払われる。

 

同社はこれを機に、国内事業の効率化を目的として東京第二工場(千葉県市川市)内に新工場建屋を建設し、集約を図る。

 

現東京工場は、新工場が稼働し製品需要家に対する製品供給を開始するまで操業を継続する。

 

新工場の建設費用は約40億円で、8月に着工、2013年5月から移転を開始し、同年12月に全ラインの稼働を開始する。土地収用に伴い、工場移転と併せて寮・社宅の建築を行うため、総額は約45億円を見込む。