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三菱ふそう、新安全装置搭載の大型・中型トラック発売

2012年4月9日 (月)

荷主三菱ふそうトラック・バスは9日、新たに安全性と経済性を向上させた大型トラック「スーパーグレート」と中型トラック「ファイター」を全国の三菱ふそう系販売会社と同社の地域販売部門から発売した。

 

発売した2車は、7月に施行される安全規制に全車適合し、アクセルとブレーキが同時に操作された際にはブレーキが優先される新開発の「ブレーキオーバーライドシステム」(BOS)を標準装備することで、誤操作にも対応した。

 

スーパーグレートには、後続車との衝突を抑制するためのESS(緊急制動表示灯)を全車標準装備。低燃費技術を搭載した大型トラックのコンセプトモデル「フューエルエフィシエントトラック」に搭載している、新開発の「ドラッグフォイラー」と「リヤスポイラー」を限定車に標準装備することで、未装着車に比べ最大で5%の燃費の向上を実現した。

 

スーパーグレート、ファイターともに、ポスト新長期規制(2009年度、2010年規制)に適合し、全車でPMとNOxの排出量が規制値より10%以上低減。2015年度重量車燃費基準を達成したことにより、自動車重量税と自動車所得税が最大50%減税となる「新エコカー減税」の対象となった。

 

販売目標台数は、スーパーグレートが年7000台、ファイターが6000台。主要車種の東京地区販売価格(税込)はスーパーグレートが2086万7000円、ファイターが780万8300円となっている。