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古河ユニック、小型トラック搭載型クレーン全面刷新

2017年10月5日 (木)
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荷主古河ユニックは5日、中型トラック搭載型クレーン「ユニッククレーンG-FORCEシリーズ」に続き、小型トラック向け搭載型をフルモデルチェンジし、販売を開始した。中型トラック向けで高評価だった機能を搭載した。

トラック搭載型クレーンで国内シェア50%を占める同社は昨年11月、需要のもっとも多い中型トラック搭載型クレーンを全面的に刷新。

この際、安心を追求する機能を追加したが、なかでも「液晶ラジコンJOY」と「デジタル式荷重計」は車両から離れた場所にいながら、液晶ラジコンで吊り荷重を確認できる点や、荷重表示が20キロ単位と高精度に表示される点で、購入企業の経営者や実際の作業者から高い評価を得ているという。

また液晶ラジコンJOYの吊り荷重の加算機能を用いることで過積載を防止できるほか、安全装置をパッケージ化した「セイフティ仕様」、走行事故防止のための「ブーム・アウトリガ未格納警報装置」を標準装備したことも好評だ。

作業者からは、液晶ラジコンJOYに搭載されているフック平行移動や対地平行移動などジョイスティックによる連動操作に高い評価を得ており、特にクレーンの旋回、起伏、伸縮、巻上・巻下操作を2つのレバーでコントロールするジョイスティック式は、操作性のカスタマイズなどの高機能化で操作性を高めている。

今回のフルモデルチェンジでは、アウトリガの最大張出幅が3.4メートルと3メートルの2機種を発売し、合わせて年間3000台の販売を目指す。