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古河ユニック、小型車向けクレーンの安全強化

2019年3月11日 (月)

サービス・商品古河機械金属は11日、中核事業会社の古河ユニックが小型トラックの荷台内架装用ユニッククレーンの安全機能を強化し、厚生労働省による移動式クレーン構造規格の一部改正に対応した安全強化モデルの販売を開始する、と発表した。

規格改正を受け、古河ユニックは昨年10月発売の小・中・大型トラック向け安全強化型ユニッククレーン「G-FORCEシリーズ」のほか、1月に超大型ユニッククレーン、2月にはミニ・クローラクレーンを対応させてきたが、小型トラック荷台内架装用ユニッククレーンの安全強化モデルとして、定格荷重を超えるおそれがある場合に荷重が定格荷重を超える前に警音を発する「定格荷重指示装置」を標準装備した「ML警報型」を発売。これにより、対象となるユニック製品の安全強化モデルが出そろうことになる。

小型トラックの荷台内架装用ユニッククレーンは、車両総重量5-8トンの小型トラックの荷台内に架装される「コンパクトクレーン」で、走行(格納)時はクレーンのブームが車両上部に突出することなく、車両全高内に収まる。小型トラックの小回り性を損なうことなく、住宅が密集した市街地などの狭小地でもスムーズに移動できるため、造園業や石材業などを中心に幅広い業種で使用されている。