厚労省、22日から全国で過労死防止対策シンポジウム

行政・団体厚生労働省は、22日から12月にかけて全国47都道府県で、過労死など防止対策を推進するシンポジウムを開催する。

近年、「働き過ぎ」での過労死など深刻な社会問題となっている。その背景として、人手不足となっている業種も多く、社員一人ひとりの労働力・労働時間が重要な課題となっている。

一方で企業側では労働時間管理、メンタルヘルス対策など具体的な取り組みを進めるために「どうしたらよいか悩みを抱えている企業」も少なくない。

そこでシンポジウムでは、長時間労働の削減、職場のメンタルヘルス対策の推進、過重労働による健康障害の防止、職場のパワーハラスメントの予防、解決、働き方の見直し、相談体制の整備――の視点で過労死防止策を探る。

さらに、弁護士による裁判事例を紹介するほか、過労死した遺族による体験談など、ほかのシンポジウムにはない「現実」を聞くことができるという。

■詳細
https://www.p-unique.co.jp/karoushiboushisympo/

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