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日野自がロシアに組立工場、年2000台生産

2017年10月10日 (火)

荷主日野自動車は10日、ロシアに組立工場を建設すると発表した。同社が65%、三井物産が35%を出資する現地法人がモスクワ州政府庁舎で9日、協力契約に調印した。

同社がロシア市場に参入したのは2008年で、17年9月末時点で累計1万2000台の日野トラックを販売しているが、今後、市場が大きく成長するとみて、現地組立を行うことを決めた。

新組立工場は、モスクワ中心部から北西へ1時間、シェレメーチエヴォ国際空港から15分の立地で、18年春に着工し、19年央に生産を始める計画。生産台数は年間2000台、新たに50人の雇用創出を見込む。投資額は18.9億円。

■新工場の概要
所在地:ロシア連邦モスクワ州ヒムキ市
敷地面積:5万平方メートル
生産車種(生産開始時期):中型トラック(2019年央)、小型トラック(2020年央)
生産能力:2000台/年(中型トラック、小型トラック合算)