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伊藤ハム、台湾向け牛肉の出荷再開

2017年10月17日 (火)

ロジスティクス伊藤ハムは17日、台湾向け牛肉輸出を10日に再開したと発表した。台湾向け牛肉輸出の解禁に際し、同社グループ会社の3施設が承認を受け、出荷を再開した。

農林水産省は2004年6月以降、厚生労働省と連携して台湾政府当局と日本産牛肉を輸出するための協議を進め、9月22日に台湾衛生福利部食品薬物管理署が日本産牛肉輸出施設審査を終了し、日本側の申請した29施設のすべてが承認された。厚労省は同時に「対台湾輸出牛肉取り扱い要綱」を定め、都道府県に対して通知することで輸出が可能となった。

同社は輸出促進の取り組みとして11日から13日まで開催された食品輸出をコンセプトにした日本初の展示会「日本の食品輸出EXPO」へ出展し、伊藤和牛(牛肉)、黒の匠(鹿児島県産黒豚)を紹介したほか、17日には、台湾向け日本産牛肉の輸出解禁を受け、台北市内で日本畜産物輸出促進協議会牛肉輸出部会が日本産牛肉の魅力をプロモーションするプレスカンファレンスを開催した。

伊藤ハムグループで台湾向け輸出が認められたのはサンキョーミート有明ミート工場、サンキョーミート霧島ミート工場、IHミートパッカー東京ミートセンター・越谷食肉センターの3施設。