ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

アスタリスク、高精細RFタグ位置情報検索システムを開発

2017年10月24日 (火)
空白

サービス・商品アスタリスク(大阪市淀川区)は24日、UHF帯RFIDを用いた位置特定技術の研究開発に取り組むRFルーカス(東京都渋谷区)と共同で、RFタグを貼り付けた商品の精細な位置情報を水平方向、距離と垂直位置の3D情報で特定する「RFタグ位置情報検索システム」の開発に成功した、と発表した。

今回、開発した技術は一般的に位置情報検索で使用されている電波強度測定でなく、タグの応答位相履歴情報を解析することで、タグ位置の水平方向、距離と垂直位置を割り出す国内初の技術で、同社は10月27日からiOSで動作する「AsTagFinder」を公開。併せて自由にカスタマイズできるようにするソフトウェア開発キット「P3FinderSDK」も、同時に販売を開始する。

AsTagFinderに、RFルーカス社と共同開発したP3Finderを搭載することで、タグを貼り付けた目的の物品を探す際に検索対象タグに近づいているか離れているかを、水平方向では誤差10センチ程度の精度で表示できるという。