サービス・商品三信電気(東京都港区)は17日、米インピンジ社の日本国内代理店として、RFIDタグの方向検知機能を利用したアセット管理ソリューションの販売を開始した、と発表した。

▲「xSpan」(エックススパン)
同ソリューションは、慢性的な人手不足が課題の物流業務向けに、インピンジ社が方向検知機能を搭載したRFIDリーダー「xSpan」(エックススパン)を販売するもので、内部に一直線上の13本のアンテナビームを内蔵し、どのビームにタグが反応したかを検知することで、タグの移動方向を認識する仕組み。
このソリューションを用いることで、倉庫内などでRFIDタグが貼り付けられたリターナブルコンテナやパレットの入出庫を自動検知できるようになる。
インピンジ社はRFIDリーダーの統合プラットフォームソフトウェア「アイテムセンス」を提供しており、このソフトを使うことで、アプリケーションの構築が容易になるという。
動作モード:在庫(タグ監視)、タグ方向(移動するタグの追跡)
寸法:48センチ×22センチ×9センチ
重量:3.4キロ
最大受信感度:-84dBm
シーリング/動作温度:IECIP50/-20度〜50度
ネットワーク接続:10/100BASE-T
電源:802.3afPoEまたは定格24Vdc/2.1AのAC-DC電源
TEL:03-5484-7475
E-mail:ml-info-ssd@sanshin.co.jp