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三菱ふそう、海外向けKD出荷200万台達成

2017年11月20日 (月)

荷主三菱ふそうトラック・バスは20日、海外向けノックダウン(KD)出荷台数が200万台を達成したと発表した。

同社は海外14か国で小型・中型・大型トラックと小型バスの現地生産を行い、川崎製作所(川崎市中原区)と部品サプライヤーから部品やコンポーネントをKDセンターに配送、梱包しKDキットとして出荷。今月は新たにナイジェリアで小型トラック「キャンター」のKD生産を開始し、現地販売代理店CFAO社の工場で年間500台の生産が可能になる。

KD部品の梱包・出荷を担う物流拠点「東扇島KDパッキングセンター」(川崎市川崎区)で行われた記念式典で、同社のスヴェン・グレーブレ副社長兼生産本部長は「引き続き革新的で効率的なプロセスを追求し、海外生産をより合理化することで顧客により良い商品を配達していく。また成功に不可欠な海外KD生産国のパートナーに心から感謝する」と述べた。

式典には、同社最大のKD生産国で、3月に小型トラック「コルトディーゼル」(日本名キャンター)が1975年の発売以来、累計販売台数100万台を達成したインドネシアから、トラックとバス用シャシーを生産するクラマ・ユーダ・ラトゥ・モータースの代表も出席。「累計200万台達成は顧客の要望を満たす優れた商品力だけではなく、三菱ふそうのサポートとすべてのKD国に対する信頼によるものだ」と述べ、三菱ふそうの「偉業」をたたえた。